クロールの浮き上がりについて

クロールでのスタート後の浮き上がりが上手く出来ていますか?
スタートでの飛び込みは、最も泳ぎのスピードが出る局面なので、その勢いを維持して距離を伸ばすことが大切になり、それには浮き上がりが重要です。

 

クロールの浮き上がり

 

飛び込んだらしばらくストリームラインを維持して、自分の泳ぎのスピードの最高点に達してやや減速したあたりでキックを打ち、ゆるやかな放物線を描くように浅い角度浮上するのが理想的でしょう。

 

 

ですが、キックを早く打ちすぎてしまと、それがブレーキになり、スタートのスピードが落ちてしまいます。

 

 

そして、浮く方法には2つのパターンがあります。
一つは、ストリームラインで進んでから、蹴り幅の小さいドルフィンキックを1〜5回程度打って浮上する方法です。これが最も多くみられます。

 

 

もう一つはマスターズの選手に多く見られる、自由形のフラッターキックで浮上する方法です。
これはストリームラインで進んでから、蹴り幅の小さいバタ足のみで浮き上がりますが、水中で距離を伸ばそうするよりは、滑らかに浮き上がるようにしたほうが速いでしょう。

 

 

どちらの浮き上がりのパターンにするかは、一長一短あるので、両方でキック数を変えて、12.5mまでのタイムを計り、速い方の浮き上がりを身につけるようにするのも一つのやり方です。

 

 

いずれにしても浮き上がりは、キックを打って跳び込みの勢いを持続させることが大切です。

 

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